[南部アフリカ・クラスター第1回研究会](2012年1月27日開催)

日 時: 2012年1月27日(金)
場 所: 京都大学稲盛記念館 3階 301号室

プログラム

問題提起と自己紹介

報告

世話人の峯陽一さんから南アフリカにおける入植の歴史、ヨーロッパ系の住民とバントゥー系住民の重層的な関係、HIV/AIDSの問題などを取り上げながら、この研究会が南部アフリカにおける紛争と共生をどのように扱っていくのか問題提起をおこなった。そののち、各自の研究者(遠藤貢、高田明、丸山淳子、クロス京子、阿部利洋、海野るみ、大山修一)が研究内容と問題意識を紹介した。さいごに峯さんから、①研究課題である紛争とポテンシャルをどう扱っていくのか、②アパルトヘイトを代表とする南アフリカ共和国の陰の部分をどうみるのか、③国家による国民統合とその排除、④アイデンティティのゆらぎ、⑤人々が移動してきたモビリティをどうみるのか、といった5点の総括がおこなわれた。さいごに、来年度の予定について打ち合わせた。(大山修一)

カテゴリー: 南部アフリカ(地域別研究クラスター), 研究活動 パーマリンク