【2013年度派遣報告】峯陽一「北京大学アフリカ研究センター訪問」

(派遣先国:中国/派遣期間:2013年5月30日~6月1日)
「北京大学アフリカ研究センター訪問」
峯陽一(同志社大学グローバル・スタディーズ研究科・教授)
キーワード:アジアとアフリカの研究者交流, アジアにおけるアフリカ研究, アフリカにおけるアジア研究, 「紛争と共生」研究における研究者ネットワークの構築

訪問の背景

アジアにおけるアフリカ研究、アフリカにおけるアジア研究のネットワーキングが進展している。2012年にザンビアで開催されたアフリカ・アジア研究者連携会議(トヨタ財団の助成により参加)を受けて、今回は北京大学アフリカ研究センターに出張し、アフリカ研究に関する今後の日中連携の可能性を協議した。

得られた効果

リュウ・ハイファン教授と協議し、北京大学図書館等の関連施設を訪問しながら、日本のアフリカ研究と中国のアフリカ研究の過去、現状、展望について互いの知見を深めた。この協議をステップとして、2013年11月に南アフリカ・ステレンボッシュ大学で開催された国際会議「アフリカ・アジア・エンタングルメント1」(日本学術振興会等が後援)および2014年5月の京都大学でのシンポジウム(日本アフリカ学会企画)に、北京外国語大学のソン・シャオメン教授を招聘することができた。リュウ先生は、2014年7月に同志社大学国際会議「アフリカ・アジア・エンタングルメント2」に参加し、中国とアフリカの国際関係について学術報告をされた。有意義な学術交流が着実に進展している。

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