近藤史 KONDO Fumi | |
京都大学アフリカ地域研究資料センター 助教 | |
専門 | アフリカ地域研究, 農業生態学 |
キーワード | タンザニア, 在来農業の集約化, 土地や労働力をめぐる社会関係 |
テーマ別ユニット | 経済・開発 |
地域別クラスター | 東アフリカ |
プロジェクト メッセージ | 2000年から調査をしてきたタンザニア南部は、1970年代におこなわれた集住化政策や、1980年代に導入された構造調整計画などの影響によって、社会経済的な状況が大きく変化してきた地域です。そのなかで、定住型の焼畑(造林焼畑)の創出など、次々に農業改良をおこなっていった、ベナの人々の社会関係に注目しています。限られた土地や労働力をめぐって、世帯間で格差が生じつつも、さまざまな協力関係を通じてこれらへのアクセスが確保されて、地域経済が全体的に向上しています。資源をめぐるもめ事を回避して共生をはかる村レベルの仕組みを、丁寧に紐解いていきたいと考えています。 |