[班研究会] ジェンダー・セクシュアリティ班第3回研究会(2017年2月5日開催)

ジェンダー・セクシュアリティ班では、下記のシンポジウムを東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所にて開催します。ぜひともお運びください。

ミニシンポジウム
「暴力、儀礼、ジェンダー:南スーダンと北部ウガンダの紛争後社会の事例から」

本シンポジウムでは、現代アフリカの紛争における暴力と儀礼を主題として発表・討論を行います。儀礼は、共同体や社会集団における秩序や世界観を創り、規範を維持・再生産するという機能を担ってきました。現代アフリカの紛争の文脈では、地域社会の再統合や社会関係の再構築において儀礼が果たす役割に注目が集まっています。本シンポジウムでは、南スーダンとウガンダの事例から、紛争下・紛争後社会においてどのような儀礼的実践が行われ、それを通じてどのような社会情勢や人間関係が生み出されているのかについて、特にジェンダーをめぐる観点を交えつつ議論を行います。

日時: 2017年2月5日(日)13:30~16:30
場所: 東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所 306
アクセス: http://www.aa.tufs.ac.jp/ja/about/access
言語: 英語
参加費: 無料

連絡先:wakana[at]aa.tufs.ac.jp 椎野若菜(東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所)
※[at]は@に変更してください

発表者(1) 橋本栄莉 (JSPS/九州大学)
「額に刻まれた運命:南スーダンの武力紛争における儀礼と「男らしさ」」
発表者(2) クリスティン・ムピャング (マケレレ大学)
「北部ウガンダ紛争後社会における誘拐された若年女性の再統合と儀礼」

指定討論:村橋勲(大阪大学)、TBA

主催: 基盤(S) 「「アフリカ潜在力」と現代世界の困難の克服:人類の未来を展望する総合的地域研究」(ジェンダー・セクシュアリティ班)
後援:日本学術振興会二国間交流事業(ウガンダ)

This entry was posted in summary. Bookmark the permalink.