[班研究会] 言語・文学班第2回研究会(2017年1月7日開催)

poster20170107

日時:2017年1月7日(土)13:00 ~ 19:00
場所:大阪大学豊中キャンパス大阪大学会館アセンブリーホール

表現する主体としてのアフリカの人びと
—日常会話・文学・音楽にみるアフリカの言語実践—

要 旨:アフリカ諸国の人びとは、多言語社会という状況を逆手に取りながら、そこでしか得られないような力を発揮し、表現の発信力をたくましく広げています。本研究会では、日常会話、文学、音楽という表現の場における言語実践に着目することで、表現する主体としてのアフリカの人びとのあり方を考えます。

プログラム:
12:30 開場
13:15 開会挨拶:竹村景子(大阪大学教員)
趣旨説明:小野田風子(大阪大学大学院生)

日常会話・文学セッション
13:30〜13:50 沓掛沙弥香(大阪大学大学院生)
多言語社会における日常的言語実践—タンザニアの人々は何語で話しているか—
13:50〜14:10 品川大輔(東京外国語大学教員)
アフリカ都市言語研究の動向と都市言語の諸相—シェン(Sheng)を事例に—
14:10〜14:30 小野田風子
「書かれていることこそが起こることである」(Liandikwalo ndilo liwalo)—「書く」という表現手段がもたらしたスワヒリ詩の発展—
14:30〜14:50 コメント:砂野幸稔(熊本県立大学教員)、小森淳子(大阪大学教員)
14:50〜15:00 質疑応答

休憩20分

音楽セッション
15:20〜15:40 仲尾周一郎(京都大学大学院特別研究員)
南スーダンのアラビア語ポップス—都市言語と都市文化の100年—
15:40〜16:00 塩田勝彦(大阪大学・兵庫県立大学非常勤講師)
20世紀初頭のナイジェリアにおけるポピュラー音楽の発生と発展
16:00〜16:20 矢野原佑史(京都大学アフリカ地域研究資料センター・研究員、国立民族学博物館・外来研究員)
カメルーンのヒップホップにおける言語のパワーバランス
16:20〜16:40 コメント:塩田勝彦、サカキマンゴー(yokabanna unlimited)
16:40〜16:50 質疑応答

休憩10分

17:00〜17:30 総合討論
17:30〜17:40 閉会の挨拶:沓掛沙弥香

休憩20分

18:00〜18:20 ライブ:矢野原佑史
18:20〜19:00 ライブ:サカキマンゴー

主催:日本アフリカ学会関西支部
日本アフリカ学会関西支部2016年度第8回例会・2016年度第1回若手研究会
共催:日本学術振興会 科学研究費補助金 基盤研究(S)「アフリカ潜在力」と現代世界の困難の克服:人類の未来を展望する総合的地域研究

This entry was posted in summary. Bookmark the permalink.