大山 修一 (Oyama Shuichi)

Oyama Shuichi 京都大学 大学院アジア・アフリカ地域研究研究科
専門 西アフリカと南部アフリカの農村で、人々と土地、自然との関係性に焦点をあてながら、その変化を調査してきました。西アフリカのサヘル帯では砂漠化と食料・土地不足、貧困と経済格差、頻発するテロの問題を調査しています。また、南部アフリカのザンビアでは農村の自給経済の変化と、土地の収奪(ランドグラブ)の問題を調査しています。自給経済にもとづく農村の暮らしが、どのように変化し、変化していこうとしているのかということに関心を抱いています。
主な著書
  • 高橋基樹・大山修一 編著 2016. 『開発と共生のはざまで-国家と市場の変動を生きる』(アフリカ潜在力シリーズ 太田至 総編集 第3巻)京都大学学術出版会.428pp.
  • Oyama, S. 2016. Guardian or misfeasor? Chief’s roles in land administration under the new 1995 Land Act in Zambia. In Moyo S. and Mine Y. eds. What Colonialism Ignored: ‘African Potentials’ for Resolving Conflicts in Southern Africa. Langaa Publishers. 103-128.
  • 大山修一 2016. アフリカ州.『社会科 中学生の地理:世界の姿と日本の国土』 64-73. 帝国書院.
  • 大山修一 2015 『西アフリカ・サヘルの砂漠化に挑む-ごみ活用による緑化と飢餓克服、紛争予防』ix+315pp. 昭和堂.
  • 大山修一 2015. ザンビアの領土形成と土地政策の変遷.武内進一編『アフリカ土地政策史』63-88.(総ページ 275ページ)アジア経済研究所.
  • 大山修一 2015. 慣習地の庇護者か、権力の濫用者か:ザンビア1995年土地法の土地配分におけるチーフの役割.アジア・アフリカ地域研究 14(2): 244-267.
  • Oyama, S. 2015. Land degradation and ecological knowledge-based land rehabilitation: Hausa farmers and Fulbe herders in the Sahel region, West Africa. In Reuter, T. ed. Averting a Global Environmental Collapse: The Role of Anthropology and Local Knowledge. Cambridge Scholars Publishing. 165-185.
  • Oyama, S. 2014. Farmer-herder conflicts, land rehabilitation, and conflict prevention in Sahel region of West Africa. African Study Monographs supplementary 50: 103-122.
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