中和渚 (Nakawa Nagisa )

Nakawa Nagisa 関東学院大学 建築・環境学部
専門 開発途上国と日本の算数・数学教育が専門です。10年以上も前になりますが、青年海外協力隊隊員(17-2,理数科教師)としてアフリカのザンビアに赴任して以来、ザンビアの数学教育について研究してきました。最近ではネパール、東ティモールなどのアジア諸国にも足をのばしています。主にこどもの数学学習のレディネスや学習達成度に関する質的調査と、現場の先生とのアクション・リサーチや協働に関する研究を行ってきました。いつも教室の中ばかりを覗いていますので、フィールドワークではザンビアの文化や社会についての理解を深め、こどもたちの学びを理解する際に様々なファクターを考慮して研究していきたいです。
主な著書
  • 中和渚. (2016).「ザンビアにおける教材開発を重視した授業研究の課題に関する考察かけ算の理解を主題としたケーススタディー」『数学教育学研究:全国数学教育学会誌』26(1), (印刷中).
  • 中和渚, 渡邊耕二. (2016). 「東ティモール大学工学部における数学教育に関する調査」 , 第17回国際開発学会春季大会, 於立命館大学, 2016年6月11日.
  • 中和渚. (2016). 「ドイツの「数の本」シリーズの変化に注目した早期数学教育と就学後の関連性と差別化に関する考察」全国数学教育学会第44回研究発表会, 於広島大学, 2016年6月25日.
  • Nakawa, N. (2016). How do Zambian children recognise numbers? アフリカ教育研究フォーラム, 於名古屋大学, 2016年4月22日.
  • 中和渚. (2016).「ザンビア共和国の第2,3学年を対象とした乗法の授業研究の成果と課題」, 全国数学教育学会第43回研究発表会, 於広島大学, 2016年1月30日.
  • Nakawa, N. (2015). Application of Substantial Learning Envronment (SLE) to mathematics classes for grade 5 and 6 in Zambia: Teachers’reflections and development of their teaching, Zambia Journal of Teacher Professional Growth, 3(1), 55-74.
  • Nakawa, N. (2015). Zambian teachers’professional discussions in lessonstudy: a case study in mathematics in Central ProvinceOno, Y.(Eds.). International Council on Education for Teaching (ICET) 59th World Assembly – Challenging disparities in education – 59th Yearbook of Teacher Education, 431-439. Naruto, Japan.
  • Nakawa, N. (2015). What Fruitful Discussions Do Zambian Teachers Have in Lesson Study? –A Case Study. Beswick, K., Muir, T., & Wells, J. (Eds.). Proceedings of 39th Psychology of Mathematics Education conference, 3, 273-280. Hobart, Australia: PME.
  • 中和 渚・川口 純(2014)「英語圏サブサハラ・アフリカ4か国の中等教育段階における数学教科書分析」『東京未来大学紀要』7,229−239.
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