平野(野元) 美佐 (Hirano-Nomoto Misa)

Hirano-Nomoto Misa 京都大学 大学院アジア・アフリカ地域研究研究科
専門 これまで、カメルーンの都市社会における生活文化、また都市と農村のつながりについて、文化人類学的に調査・研究してきました。また、第一期「潜在力」プロジェクトでは、バミレケ首長制社会での紛争解決や共生の知恵を探り、アフリカ潜在力とは何かを考えてきました。大きな社会変動のなかにあるアフリカの人びとが、どのように対立を乗り越え、共生を実現させようとしているのかを、ミクロな視点から明らかにしたいと思います。
主な著書
  • 松田素二・平野(野元)美佐 編著 2016. 『紛争をおさめる文化-不完全性とブリコラージュの実践』(アフリカ潜在力シリーズ 太田至 総編集 第1巻)京都大学学術出版会.
  • 平野(野元)美佐 2016.「都市で村の首長を作る-カメルーン、バミレケ首長制社会を支える人びと」谷川竜一・原正一郎・林行夫・柳澤雅之 編著『衝突と変奏のジャスティス』(相関地域研究3)46-66.青弓社.
  • Hirano-Nomoto, M. 2016. Introduction to the Special Topic “Coexistence and Conflict Resolution in Cameroon”. African Study Monographs 37(1): 13-15.
  • 平野(野元)美佐 2015.「親睦模合と相互扶助-沖縄・那覇周辺地域の模合の事例から」『生活学論叢』26:3-16.
  • Hirano-Nomoto, M. 2014. Urban Voluntary Associations as “African Potentials”: The Case of Yaoundé, Cameroon. African Study Monographs supplementary 50: 103-122.
  • 平野(野元)美佐 2014.「相互扶助」松田素二 編著『アフリカ社会を学ぶ人のために』254-265.世界思想社.
  • 平野(野元)美佐 2014.「アフリカにおける都市と農村の人類学」日本アフリカ学会 編『アフリカ学事典』186-187.昭和堂.
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