荒木 美奈子 (Araki Minako)

Araki Minako お茶の水女子大学 基幹研究院人間科学系
専門 タンザニアやザンビアの農村において、参加や内発性を重視した地域開発の実践と研究の双方に携わってきました。開発実践の場に派生する諸アクター間の相互作用に着目し、そこに形成される住民組織・農民グループの役割や変化、開発実践をめぐる資源の利用・管理、対立・協働などについて調査しています。アフリカ農村における内発的発展、持続可能な開発の課題や可能性に関心を寄せています。
主な著書
  • 荒木美奈子 2016「内発的な開発実践とコモンズの創出―タンザニアにおける水資源利用をめぐる対立と協働に着目して」、高橋基樹・大山修一編『開発と共生のはざまで―国家と市場の変動を生きる』(アフリカ潜在力シリーズ 太田至総編集 第3巻)京都大学学術出版会、pp.91-121.
  • 荒木美奈子 2016 「タンザニア・マテンゴ高地の農耕民社会と内発的発展」、水野一晴編『アンデス自然学』古今書院、pp.200-209.
  • 荒木美奈子 2011「開発実践におけるプロセスの記述-ザンビアとタンザニアのフィールドからの学び-」、佐藤寛・藤掛洋子編『開発援助と人類学』、明石書店、pp.202-227.
  • 荒木美奈子 2011「「ゆるやかな共」の創出と内発的発展―ムビンガ県キンディンバ村における地域開発実践をめぐって―」、掛谷誠・伊谷樹一編『アフリカ地域研究と農村開発』、京都大学学術出版会、pp.300-324.
  • 荒木美奈子 2011「コーヒーからみえてくるグローバル化とは―タンザニアのコーヒー生産農民の営み」、小林誠・熊谷圭知・三浦徹編『グローバル文化学―文化を越えた協働―』、法律文化社、p.86-103.
  • Araki, M., 2007, “Local Notions of Participation and Diversification of Group Activities in Southern Tanzania”, in .Itani,J. and M.Araki (eds), Rural Development Reconsidered: People’s Responses to Globalization in Tanzania, African Study Monographs Supplementary Issue No.36, pp.59-70.
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