網中 昭世 (Aminaka Akiyo)

  アジア経済研究所 地域研究センター アフリカ研究グループ
専門 南部アフリカのモザンビークと南アフリカの間の移民労働と国際関係に焦点を当て、その変化を調査してきました。これまでは、とくにモザンビーク南部から南アフリカへの移民労働者の送出し政策と移民の出身農村地域の生計活動に関する調査をしてきました。近年は、南アフリカとの経済関係の変化のみならず、モザンビーク国内経済環境の劇的な変化に伴う、国内南部と北部の政治経済的な関係性の変化について、民主化・分権化という観点から関心を持っています。
主な著書
  • 網中昭世(2016)「南アフリカ―『虹の国』への道のり」木田剛・竹内幸雄編『安定を模索するアフリカ』(シリーズ・グローバル・サウスはいま 第4巻)ミネルヴァ書房,近刊。
  • 網中昭世(2016)「『雇用なき成長』下のモザンビークにおける雇用政策」『アフリカレポート』No.54,アジア経済研究所,56-66頁。
  • 網中昭世(2016)「モザンビークにおける土地政策の変遷」武内進一編『冷戦後アフリカの土地政策―中間成果報告』研究調査報告書,アジア経済研究所,69-95頁。
  • 網中昭世(2015)「南アフリカのゼノフォビアに対する反発—モザンビークにおける南アフリカ人国外退去要求—」『アフリカレポート』No.53,39-43頁。
  • 網中昭世(2014)『ポルトガル領モザンビークと南アフリカ金鉱業』山川出版社。
  • 網中昭世(2013)「移民政策の変遷―民主化後の国家における包摂と排除―」牧野久美子・佐藤千鶴子編『南アフリカの経済社会変容』アジア経済研究所,2013年,173-211頁。
  • Aminaka, Akiyo (2013) “Transition in Immigration Policy: Inclusion and Exclusion in the South African State after Democratisation,” Public Policy and Transformation in South Africa after Democratization, IDE Spot Survey 33, pp.103-121.
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